トレードとメンタル・感情

10日間の「精神と時の部屋」から帰ってきた焼きおにぎりです♪
焼きおにぎり10年分パワーアップです(笑)

今回は、FX手法や環境認識とはちょっと違った視点からトレードについて書いていこうと思います。

題名でもある通り、ズバリトレードとメンタルについてです!

★焦り・羨ましさ
「周りのトレーダーが爆益だからトレードしないと」「トレード回数増やして利益を出したい!」
★恐怖
「エントリーするべきところだけど損するのが怖い」「損切して損失を確定するのが…」
★不安・動揺
「エントリーしたが乱高下する相場で不安」「わぁ、急騰・急落した…」
★怒り・イライラ
「考えてる価格帯になかなか来ない」「あー強制ロスカット!」
★FX暴走モード・ロスカリベンジモード
「損切りを取り返してやる!」「負けちゃダメだ負けちゃダメだ負けちゃダメだ負けちゃダメだ」

トレードをしているときにこのような感情になったことありませんか?
上記以外にも「プライド」や「仕事」「プライベート」などで様々な感情が生まれてくると思いますが、感情ってFXトレードにおいては本当に厄介です。

正直…メンタルと言われることについてはあんまり書きたくないんですが、、、
FXやら株をトレードをするにあたり「メンタル」部分はとても大切になってくるので書きます!

(ただこれは焼きおにの見解であって賛否あるのは重々承知ですのでお手柔らかに。)

取引をしているトレーダーの多くはメンタルや感情を軽視されがちです。
トレードの勉強はやはり「利益が出る手法」にフォーカスされることが大多数ですからね。

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目次

トレードとメンタル

まずトレードとメンタルについての話をする前に、よく「メンタルを鍛えろ」と言いますが個人的な考えではメンタルを鍛えることはできないと思っています。

メンタルを鍛えることができないからこそトレードにおいては「Myルール」を設定し機械的にトレードを繰り返していくことが必要になります。そしてコンスタントに稼いでいるトレーダーの方は、「トレードにおける自分自身の性格」を理解し行動をコントロールしていると思っています。

トレーダーにおいてメンタルがブレる理由

●相場経験が浅い
相場経験についてしょうがない部分もありますが、やはり何事においても経験に勝る武器はないと思います。座学も大切ですが実際のチャートを見て判断するのがトレードなので経験は強力です。
●情報過多
せっかく自分の環境認識や手法があるのにSNS等を見て不安になったり、目線を変えたりしていませんか?
自分のルールを確立することこそトレードで利益を残すポイントです。
●トレードプランが曖昧
なんとなくの値頃感トレードやSNS等を見てポジションを保有することです。これはエントリー根拠がなく損切りや利確位置が曖昧なためNG

上記以外にもトレードにおいてメンタルがブレる場面は様々だと思います。

そしてその対策は、メンタルを鍛える!という抽象的なものではなく「トレードにおける自分自身の性格」を理解する!ことにあると思います。

つまり自分自身を知ることです!

トレードスタイルでもスキャルピングやデイトレード、スイングトレードなどあるように自分の性格にあったトレードスタイルを選択しルールを決めていく。ぜひ実践してみてもらいたいです。

ポジポジ病

多くのトレーダーが相場の世界で罹患してしまう病気、「ポジポジ病」

こいつはFX界隈に蔓延している大病ですよね。

この病に罹患している方は…
・トレーダーしないと儲からない
・上昇・下落の波に置いていかれたくない
・周りが利益出てるから私も!!

などなどこのような思考に陥ってしまい、トレードをたくさんしないと儲からないという勘違いをしてしまいます。

焼きおに的ポジポジ病の対策

結論から言うと、事前にトレードプランを練っておくことです。

ポジポジ病に陥ってしまう理由として、事前にトレードプランがないということが多いかと思います。
ポジポジ病になっているとチャートを見ると全てがエントリータイミングに見えてしまうので、エントリー→損切りを繰り返してしまいます。

そのため、事前に環境認識を行い事前にトレードプランを練りプランを練った価格帯のところまできたらエントリーをすればいいのです。トレードプランを通りの価格帯まで来ない場合は、「待ち」でいいと思います。

またもう一つの特徴として、「下位時間足を見すぎ」というところがあります。
やはり下位時間足を見るとエントリーチャンスが多いように見えますが、その分騙しも非常に多いです。

そもそも1分足でエントリーについては上位足でのプランに来たところでタイミングを計るために見るのはいいかと思いますが、エントリー根拠として使うのは正直オススメはできません。(スキャなどは別ですがポジポジ病の方は✕)

今見ている時間足を1段上に時間足を変えてチャートを見ることでポジポジ病を緩和できる可能性もあります。

FX暴走モード・リベンジモード

暴走モードって書いていたら急にエヴァンゲリオンが頭に出てきたので…笑
ちょっと上の画像は気に入ってます(笑)

リベンジモードとは、損切りを取り返したいと思い優位性のないところでのトレードや焦ってルールを無視したトレードを繰り返してしまう損失拡大モードです。

リベンジモードに入ってしまう原因はやはり、「損失を取り返そう」「トレードで負けて悔しい」などの焦りや自分自身の負けを受け入れることができないプライドがあると思います。

このような感情が入ってしまうと実際のチャートを見るときに目が曇ってしまい、正確な相場分析・状況判断ができなくなってしまいます。

リベンジモード対策

①トレード根拠を2つ以上言えるか確認をする
→やはりトレードをする上でトレード根拠というものは必ずあると思います。その根拠が言えない場合は、そのトレードはリベンジモードに突入しています。

②1日のトレードストップルールを設定する
→自分のルールの中に1日の損失許容額を超えたら、○連敗したらその日のトレードはやめるなどを組み込むことで強制的に押さえ込みます。ある程度、経験のある方の場合はどのくらいの損失を出したら暴走するか、何連敗したら暴走するかなんとなく分かると思うのでその一歩手前くらいでルールを設定しましょう。

③リベンジモードだと気付いたら深呼吸して落ち着く
→①、②の状態が守れていないと感じたら一旦トレードをやめて深呼吸しましょう。相場にはチャンスはいくらでもやってきます。

暴走モードは、損失拡大特化モード。リベンジモードより事態は深刻で、頭の中がパニック状態になりトレードをしなくちゃ!という思いが頭から離れず何も根拠のないトレードを繰り返してしまうモードです。

トレードに根拠がないため、やること全てが裏目に出てしまい頭がオーバーヒートしてしまいます。

暴走モード対策

①強制的にトレードをやめる
→暴走モードに入ってしまったらもう何が起こるか分からない状態です。なので強制的にトレードをやめるためにチャートを閉じたり、PCの電源を切るなりトレードができない環境を作りましょう。

②相場から離れて気分転換をする
→頭の中の相場については、すでにパニック状態であるので気分転換をしましょう。趣味があれば趣味に時間を使ったり、散歩行ったり、映画見たりなど頭の中が冷静になるまでは相場から離れるのが吉です。

この記事を読んでくれている方達の中にもリベンジモードや暴走モードに入ってしまい損失を広げた経験のある方はいると思います。ぜひ、対処法を覚えてこのような危険な行動を起こさないよう気をつけてください。

あとは自分自身がどのような状況に陥ったらリベンジモードや暴走モードに入ってしまうかを確認しておきましょう。
これは上記にも書きましたが、「どれだけの損失を出したら」「何連敗してしまったら」などを具体的に把握し事前に対策を練っていく必要があります。

また逆に、大きな利益を出した場合にも暴走モードに突入することがあります。

大きな利益を出すとやはり気持ちは浮かれてしまい、同じようなトレードがすぐにできると勘違いしてしまします。
ここで調子にのりLot数を上げてしまい、損失が広がり暴走してしまうケースも十分にあるので、ある程度利益を出した場合も一呼吸置いた方が安全かと思っています。

トレードルールをしっかり守る

毎日何人もの退場者を出す相場の世界で生き残るためには「ルール」というものを守る必要があります。

相場の世界での「お祈り」ほど危険なものはありません。

相場が私たち自身に合わせてくれることはなく、トレーダーである私たちが相場に合わせて行動をしていかないと利益を残すことは難しいということです。

ポジポジ病のような自分がトレードしたいときにエントリーし損をしてしまうのが典型的です。

トレードプランをしっかり練って自分のルールと合致するポイントまで待つ。
待ったポイントまで来たらエントリーをし、反省を繰り返す。

これが重要だと分かっていても、行動に移すのは難しいですよね。

そのために「Myルール」をしっかりと設定して「Myルール」を遵守していくことを心がけましょう。

焼きおに自身も…最初のころはルール守れなかったな…

自分のルールを決めたのに守れないのは、「知識不足」だったり「経験不足」、「手法の検証不足」などから来ると思います。自分の決めたルールがなぜ必要なのか頭の中でしっかりと理解していないと守れません。

・なんとなく周りの人たちが「1日で3連敗したらトレードをやめる」って言うから私も。
・「1日4回以上負けると暴走してしまうから3回負けたらその日はトレードやめよう。」

というルール設定の背景の違いがあると最初の方はなんとなくルールを設定しているのでいざっとなったときには守れないと思います。逆に自分の性格を理解した上でルールを作り上げることでそのルールの必要性が理解できているので守ることができるようになると考えています。

さいごに

上記に書いてきたような「ポジポジ病」や「リベンジモード・暴走モード」というものはある程度トレードをやっている方は、1回は患っているものかと思います。(ない方もいらっしゃるかとは思いますが…)

そしてこの記事を読んでくださっている方でトレードノートを付けている方も少なくないと思います。
そのトレードノートにトレード記録+αでエントリー前後の感情も書いてください。

「エントリーポイントまで待てずに焦ってエントリーした」「損切りとはなったがプラン通りのエントリーができた」
「損切りしてしまいイライラする」「ポジションを持ったらドキドキした」
など感情を書き留めてください。

トレードノートを見返していくとトレードをするときの自分の性格が分かってきます。
そして悪い癖も見えてくるので、そこに対する改善策を考えていけばいいと思います。

冒頭でも書きましたが、感情やメンタルを鍛えることはできないと思っています。
しかし、自分の行動についてはコントロールすることが可能です。

そして相場と向き合う時に自分の行動をコントロールしてくれるのが「ルール」です。

ぜひ皆さんも自分の性格を理解しトレードルールを作って行ってくださいね!

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